静岡県浜松市に本社がある「クシタニ」はバイク用ウェアや関連商品を販売する会社です。
レーシングスーツ・レーシングギア・レザージャケット・レザーパンツ・レザージーンズ・テキスタイルウェア・防寒テキスタイルウェア・ツーリンググローブ・ツーリングブーツ・ミッドレイヤー・アンダーウェア・プロテクター・バッグ・レインウェア・アクセサリーと扱う製品の幅は広く「クシタニ」の製品を身に着けているライダーは多いはず。
その「クシタニ」が全国で展開する意外なものが「1947年創業のクシタニのライダーズカフェ」です。
「ツーリングの途中に最高の一杯をご提案します」
KUSHITANI CAFE
ライダー同士の交流、そして最高の一杯で旅の疲れを癒す憩いの場、バイクに乗らない人にもバイクの魅力を伝える場所としてのカフェを展開しています。
そして、クシタニのライダーズカフェのコンセプトをより身近に感じるイベント「KUSHITANI COFFEE BREAK MEETING(クシタニ コーヒーブレイクミーティング)」(略してCBM)が、岡山県笠岡市で開催されました。
地元で開催されたCBMに初めて行ってみたのでご紹介します!
CBM参加のきっかけはお友達のお誘いで
私は現在二輪は所有しているもののバイクの調子が悪いため乗ってはいません。
その昔、20代から30代にかけて、
・HONDA VT250Fインテグラ
↓
・SUZUKI SX200R
↓
・SUZUKI ADDRESS V100
と乗り継ぎ、今所有しているのは「HONDA Dio 2スト(年式不明)50cc」の原付です。
しかし、Dioはエンジン不調&転倒でミラーが破損&バッテリーがあがっている状態。
ただ、6月から7月にかけてと10月から11月の気候がよい時期には「バイク乗りたいなあ」とは思っているのですね。
気候がよくなってきた2023年の5月、岡山県笠岡市の道の駅 笠岡ベイファームで「KUSHITANI COFFEE BREAK MEETING(クシタニ コーヒーブレイクミーティング)」に参加するので来ませんか?とお友達のMさんから連絡をいただきました。
CBMは6月24日(土)の朝7時から正午までの開催。時間を空けて当日午前9時に道の駅 笠岡ベイファームに行ってみたのです。
全国からライダーが集結
午前9時に道の駅 笠岡ベイファームに着くと、いやあライダーが大勢集結しています。もちろんバイクもその数だけ駐車場に停められていて圧巻でした。
お友達のMさんは8時過ぎに道の駅 笠岡ベイファームに到着したとのことで、私が行くまで熊本から来られていたタンデムライダー(ご夫婦)と意気投合して話されていたようです。
なんでも同い年(誕生日が1か月違い)だったそう。
Mさんが熊本ライダーご夫婦に声をかけたのは、乗って来られていたのが「YAMAHA(ヤマハ) VMAX」だったからということでした。
Mさん、VMAXがあこがれのバイクだったので、思わず声をかけたのですね。
VMAXは「ストリートドラッガー」というカテゴリーを作った1,198ccの大型バイクです。
2009年モデルで、V4エンジンの排気量が1,679ccにアップされています。熊本ライダーご夫婦のVMAXがどちらのモデルかはわからないのですが、いやあカッコよかったです。
迫力があったなあ。
見惚れていて写真を撮らなかったことを後悔。
クシタニ コーヒーブレイクミーティングなのでコーヒーをいただく
さて、それでは本来の目的であるコーヒーをいただこうではありませんか。
Mさんに連れられてクシタニのコーヒーブースへ。そこでスタッフのKさんとこのまえはどうも的な会話をするMさん。
そうなんです、Mさんは数日前まで小田原市にバイクでツーリングしていて、そのときにクシタニでシンデレラフィットのライダーズパンツを購入していたのでした。そのときのスタッフのKさんが、今回のCBMのスタッフとして浜松市から来ていたのです。
どれだけ遠くまでツーリングしているのMさん!と驚くわけです。いやFacebookで小田原に行っているのは知っていましたが、まさかそこで対応したスタッフさんが笠岡に来られるとは。
そんなこんなでスタッフのKさんが素敵な笑顔で入れてくださったコーヒーを飲みながら、しばし談笑したのでありました。
そうそう、CBMのコーヒーは無料なのです。2杯飲んでも3杯飲んでも無料。私たちは滞在していた1時間ちょっとの間で2杯いただきました。
ごちそうさまでした!
ライダーハウス風曜日オーナーともさんと知り合う
CBMの会場である道の駅 笠岡ベイファームの駐車場に停められてあるバイクを二人で見ていると、とっても個性的でかわいいHONDA Monkey(モンキー)のサイドカーを見つけました。
それを見たMさんが「風曜日のともさんのバイクだ!」と。
ライダー界隈では有名な「ライダーハウス風曜日」のオーナー、ともさんが来ているぞということで、ともさん探しが始まりました。
Mさんはともさんにメッセージを投げ連絡をとりつつ会場内を探しにいきました。
私はともさんがどんな方なのかわからないので、とりあえず車に一眼を取りに行き、モンキーのサイドカーを画像におさめる準備を。
ほどなくしてともさんと会うことができたので、初めましてのあいさつから少しお話をさせていただきました。
モンキーのサイドカーには、ダックスフントを2匹乗せて来たそうです。
ライダーハウス風曜日は、広島県福山市神辺町下竹田で営業されているので、道の駅 笠岡ベイファームから車(バイク)で30、40分ほどの距離ですね。
「バイク乗りは人生の楽しみ方を知っている!!」
名言。
コーヒースタンドの隣りにはお土産交換会
「お土産交換会」無人会場と書かれてあるボードが気になって、お土産交換会をされている方に話を伺いました。
- 主催の方が1,000円分のお土産を何セットか用意
- 交換希望の人は1,000円分のご当地お土産を持って会場に来る
- 交換したいお土産と自分の持っているお土産を交換する
これを繰り返すのです。
わらしべ長者的な取り組みですが、価格は変わらず1,000円なので長者にはなりませんとのこと(笑)
CBMと同じように浜松から来ましたとおっしゃっている主催者の方は、何だか楽しそうでした。
Mさんの愛車はHONDA X-ADV
私をCBMに出会わせてくれたMさんの愛車「HONDA X-ADV」を紹介しましょう。
実は「HONDA X-ADV」、かなり濃い大型バイクなのです。
X-ADVについて聞いた中で衝撃だったのは「オートマチック」だということ。
排気量750ccのバイクがオートマチック?
最初聞いても「?」でしたが、いろいろと説明を聞いていると理解できました。
X-ADVはいわゆるスクーターのようなCVTではなく、マニュアルトランスミッションをベースに自動変速を可能にしたDCT(デュアル・クラッチ・トランスミッション)機構を搭載しているのです。
そのおかげで無段階変速ではなく、6速を最適な回転数でシフトアップ、シフトダウンしてバイクを走らせるスタイルになっています。
左手のクラッチを握ってつま先カンカンをしなくてもシフトアップを自動でしてくれるなんて、長距離ツーリング中は疲れが全然違いますよね。
それでいてどうやら走りが楽しいみたい。
超個性派大型バイクでありながら、最先端テクノロジーをつぎ込んだがHONDA X-ADVかもしれません。
エンジン音も良い響きをしていました。
ドラレコ搭載、ETC搭載、AndroidスマホとiPhoneの2台をハンドルに固定し、スピーカー内蔵ヘルメットとフル装備でツーリングです。
ガジェットの話
HUAWEI Eyewear ワイヤレスオーディオグラス レンズ交換可能 長時間バッテリー 電話対応 ウェリントン型フルリム ブラック
当ブログは記事が消失したとはいえ、気になるガジェットや使っているガジェットのことを書くスタンスには変わりがありません。
壮大な前フリが終わったところで(笑)、今回のガジェットは「HUAWEI Eyewear」です。
Mさんがおもむろに「このメガネ知ってます?」と自分のかけているメガネを取って見せてくれました。
それは私も前から一度見たいと思っていた「HUAWEI Eyewear」だったのです。
Mさんとは、1990年代後半から進化してきたPDAやガジェットの話で盛り上がることができるので、おっ今日はスマートグラス(オーディオグラス)だなと(^^)
メガネのテンプル部分にセミオープンスピーカーを搭載しているので、メガネをかけている状態で音楽やポッドキャスト、電話に出たりも可能なオーディオグラス。
イヤホンと違って耳を覆わないメガネ型なので、まわりの音も普段通り拾ってくれるのが良さそう。
日常的に使っているMさんは「快適に使えていますよ」とおっしゃっていたので、興味が一気に湧いてきました。
メガネさえかけていれば良いので、イヤホンを持ち歩く必要がないのは便利かもなと思います。
気になるのはバッテリーのもちですね。通常の使い方(1日中音楽を聴き続けるなどのヘビーな使い方をしない限り)で1日は持つようなので、合格ラインかなと感じました。
ただし、iPhoneと接続して使う場合は、iOSのアプリEYEWEARではなく「HUAWEI AI Life」の方をインストールする必要があるようです。
ぱっとみ普通のメガネと変わらないので、ガジェット感がなく日常使いにもちょうどよいかもと感じたので、ちょっと気になるガジェット候補になってしまいました。
CBMはライダー同士のつながりを大切にするイベントだった
CBMに初めて参加しました。それも四輪で。
会場である駐車場にバイクがドンドン集まってくる様子に、ちょっとワクワク感が止まらないという感じに。
スタッフの方々も気さくで話しやすく、何よりライダー同士をつなげたいとの思いを感じることができました。
CBMから帰ると「バイク乗りたいなあ」と再び考えるようになっている自分がいます。
まずは、放置しているDioを整備することから始めましょうか。
60ccにボアアップするのもおもしろそうと、へんな虫が騒ぎ始めています(^^)