iPhoneを常に持ち歩いて通話やネット、SNS、カメラ等に使っているけど、たまーにAndroid(アンドロイド)も使いたい!というときがあります。
私自身もAndroidをメインスマホとして使っていた時期がありましたが、現在は主にiPhone SE(第2世代)を使っていて、サブにiPhone 7を持ち歩くというiPhone2台体制。
しかし、仕事でAndroidスマホが必要になり急遽1台入手しなければならなくなりました。
iPhoneがメインというのは変わらないので、サブで持ち歩いていたiPhone 7の代わりにAndroidスマホを持ち歩くというスタイルにチェンジです。
問題は、数多く存在するAndroidスマホのどれにするべきかということ。
ハイスペックなAndroidスマホは必要ないため、以前使っていたP20 liteを復活させてもいいのですが、Android OSのバージョンが今となっては古い。とりあえずAndroidスマートフォン向けOSの最新バージョンAndroid 11が動くスマホというのが条件です。
この条件に当てはまるAndroidスマホはそこそこ数が多いため、いったいどれにすべきか悩みました。
いろいろと調べてみて最終的にMotorola(モトローラ・モビリティ・ジャパン)が3月26日に発売を開始した「moto g30」を購入したのでした。
なぜmoto g30なのか、iPhoneと比べてmoto g30はどんな感じなのかをつらつらと書いてみたいと思います。
まずは、moto g30の開封レビューです。
どんなAndroidスマホが欲しいのか?
moto g30の開封レビューの前に、なぜmoto g30を購入したのかということについて書いておきましょう。
今回Android(アンドロイド)スマホを選ぶ条件はAndroid 11が動くこと。
それを含めて以下のような条件を考えました。
- Android 11が動くこと
- 本体価格は3万円以下
- ミドルクラス
- コネクタはUSB-C
- 画面サイズは6インチ以上
- 素のAndroid OSに近いもの(カスタマイズ度が低いもの)
素のAndroidに近いものという条件を外すと、XiaomiやOPPOなど今市場でシェアを伸ばしていいるメーカーのものが候補に上がるのですが、できるだけOSがカスタマイズされていないものとなると、実は数が限られます。
- Google謹製「Pixel」シリーズ
- Motorola製「moto」シリーズ
- いろいろなメーカーから出ている「Android One」シリーズ
この中では「Pixel」シリーズがベストですが、本体価格は3万円、できれば2万円台であり、Android 11が動いて2年ほど使えればいいかなという基準で考えると「moto」シリーズがいいのではないかと考えました。
Motorola moto g30とはどういうスマホなのか
Motorola(モトローラ・モビリティ・ジャパン)が3月26日に発売を開始したのが「moto g10」と「moto g30」。スタイルはほぼ同じです。エントリーモデルがg10で、スペックがやや高いミドルレンジモデルがg30です。
moto g10 | moto g30 | |
発売日 | 2021年3月26日 | 2021年3月26日 |
OS種類 | Android 11 | Android 11 |
CPU | Snapdragon 460 | Snapdragon 662 |
CPUコア数 | オクタコア | オクタコア |
内蔵メモリ(ROM) | 64GB | 128GB |
内蔵メモリ(RAM) | 4GB | 4GB |
充電器・充電ケーブル | USB Type-C | USB Type-C |
外部メモリタイプ | microSDXCメモリーカード | microSDXCメモリーカード |
外部メモリ最大容量 | 512GB | 512GB |
バッテリー容量 | 5000mAh | 5000mAh |
画面サイズ | 6.5インチ | 6.5インチ 90 Hz ディスプレイ 超高速画面リフレッシュレート |
画面解像度 | 1600×720 | 1600×720 |
パネル種類 | IPS TFT LCD | IPS TFT LCD |
背面カメラ画素数 | メイン:4800万画素 超広角:800万画素 マクロ:200万画素 深度センサー:200万画素 | メイン:6400万画素 超広角:800万画素 マクロ:200万画素 深度センサー:200万画素 |
前面カメラ画素数 | 800万画素 | 1300万画素 |
サイズ・重量 | 幅:75.73mm 高さ:165.22mm 厚み:9.19mm 重量:200g | 幅:75.73mm 高さ:165.22mm 厚み:9.14mm 重量:200g |
カラー | サクラパール オーロラグレイ | ダークパール パステルスカイ |
認証機能 | 指紋/顔認証 | 指紋/顔認証 |
SIMカード | デュアルSIM | デュアルSIM |
防水 | 撥水設計 | 撥水設計 |
FMラジオ | 対応 | 対応 |
価格(Motorolaストア) | 21,800円(税込) | 27,800円(税込) |
moto g10でもいいかと思ったのですが、実売価格5,000円の差でメモリが128GBになり、Snapdragon 662とカメラがメイン:6400万画素になると考えると、g30ほうがいいよねということで、moto g30を購入したのです。
コスパ的には1万円ほど高くなりますが、人気が高いRedmi Note 10 Proを選んだほうが正解だったかもしれません。
でも、Xiaomi(シャオミ)のスマホはバリバリにカスタマイズされているので、素のAndroidを試す&Mのシンボルマークの入った端末を使ってみたいという方が勝ちました。
購入先はAmazon。23,000円ちょいで買えたので、この時期としてはまあ良しとします。
モトローラ moto g30 ダークパール【正規代理店品】PAML0010JP/A
Motorola moto g30が届いたので開封

Amazonで購入したMotorola moto g30が届いたので開封の模様をお送りしましょう。
ボックス開封

いたってシンプル。
スクリーンにダミーフィルムが貼られています。
これをはがすとスクリーンが登場。スクリーン保護フィルムがすでに貼られているスマホも多いのですが、moto g30は保護フィルムは貼られていないので、別途準備しておきましょう。

ボックスから出して、装着されているTPU製クリアケースをとってみました。

クリアケースはTPU製のやわらかケースです。
ややブルーがかっている本体にフィットするタイプ。
▼付属品はこんな感じです。

イヤホン、電源アダプタ、USB-Cケーブル、SIMピン、説明書が入っていました。
電源アダプタは急速充電に対応しています。20W TurboPower チャージャーなので、約20分で最大約12時間分の充電が可能です。
カラーはダークパールをチョイス

カラーはダークパール。玉虫色という感じで、見る角度によって色が違います。このカラーは他にはないので、ちょっと自慢してもいいかも。

こちらの角度だとグリーンっぽい色が出てきます。
本体はプラ感はあるものの、チープさはさほどでもないです。ケースをつけるので、色は見えなくなっちゃうし、本体の質感も隠されてしまうのでカラーはどれでもよいといえばよいのですが、きれいな色のスマホがいいですよね。
見る角度によってこんなに色が違うスマホは珍しいですね。
カメラはクアッドカメラ

カメラはクアッドカメラ、4眼仕様。
6400万画素メイン(f/1.7, アウトプット1.4um)+800万画素超広角(f/2.2,1.12um)+200万画素マクロ(f/2.4,1.75um)+200万画素深度センサー(f/2.4,1.75um)という構成です。
ボタン類は右側に集中

Googleアシスタントキー、音量調節ボタン、電源ボタンは右側に集まっていて、左側は何もなし。手帳型ケースを使うときに右側側面にアクセスする必要がないのでストレスなしです。
iPhone SE(第2世代)は右側にマナーモードのスライドスイッチと音量調節ボタンがあるので、ちょっと不便なのです。
▼左側には何もなし。

▼上部はイヤホンジャックがあります。私自身はイヤホンジャックを使うことはないのですが、今となっては貴重かも。

▼USB Type-Cのコネクタとスピーカーは下部に配置されています。

▼大きさ比較。iPhone SE(第2世代)と比べると、moto g30の大きさがわかります。相当でかくて重いです。

ミドルレンジAndroidスマホとしては優等生moto g30
デザイン的には今どきのスマホと同じく、しずく型ノッチで画面占有率81%の6.5インチ Max Vision HD+スクリーンはでかいです。
ただし、特徴的なデザインではなくスタンダードなボディ。カラーが目をひくので、ちょっと違ったスマホを手にしたいという人にはいいかもしれません。
スペックはg10に比べてアップしているので、普段には適しているスマホです。
カメラはクアッドカメラで性能も合格点。インスタやSNSにアップする写真が中心であれば、ポートレート写真も人物、モノどちらにも対応しているので、それなりのものを撮影することができます。
バッテリーの容量が大きいので、2日間はもつかなという印象です。
ここがすごいという部分は正直ないような気がするのですが、素に近いAndroidスマホでMマークに魅力を感じたら購入して欲しいスマホです。
ここがいまいちという目立った欠点もなく、moto g30のファーストインプレッションは優等生的に使えるAndroid 11のスマホとったところでしょうか。
iPhoneのサブとして使っていこうと思います。
以上、Motorola(モトローラ・モビリティ・ジャパン)「moto g30」の開封レビューでした。