Chromebookをライター仕様に!Linux環境で「VS Code+テキスト校正くん」を使う方法

Chromebookに関係する記事がこの頃増えてきました。ライトに使う用途には抜群です。軽快に動き、システムの更新で長時間作業が止まることもないため、ストレスなく使うことができるラップトップ。Chromebookは、Chromeメインの使い方であれば本当に便利なのです。

本体価格がMacやWindowsよりも安く、気軽に使えるのも○。そのままでも十分な仕事をしてくれるChromebook。しかし、1点だけ実現したいことができていなかったので「ああ、惜しいなあ」と思っていたのです。

しかし、やっとフルに環境が整い、Chromebookがさらに使えるマシンになりました。

それは、ChromebookのLinux環境で『VS Code+テキスト校正くん』を使えるようにしたからです。

Chromebookで『VS Code+テキスト校正くん』を導入すると、さらに文章執筆マシンとして使えるようになるのです。

今回はChromebookでLinux環境を構築する方法、日本語入力関連の設定方法、VS Codeをインストールして拡張機能のテキスト校正くんを導入する方法を説明したいと思います。

 

目次

Chromebookで文章を執筆するときにVS Code+テキスト校正くんが使いたい

Mac miniで文章を入力するときにいつも使っているのが、VS Code+テキスト校正くん。

VS Codeとは、Microsoft社が提供するコードエディタで、正式名はVisual Studio Code。非常に有名なエディタですが、これを通常のテキストエディタとして随分前から使っています。

VS Codeを使うようになったきっかけは拡張機能のテキスト校正くんの存在を知ってからです。

テキスト校正くんの日本語の文章のチェック能力は高く、リアルタイムで入力した文章をチェックしてくれるスグレモノなのです。
有料の文章校正ツールと同等ではと思わせる優秀さ。

テキスト校正くんのチェック項目は以下のようになっています。

「ですます」調と「である」調の混在

ら抜き言葉

二重否定

同じ助詞の連続使用

同じ接続詞の連続使用

逆接の接続助詞「が」の連続使用

全角と半角アルファベットの混在

弱い日本語表現の利用(〜かもしれない)

読点の数(1文に4つまで)

ウェブの用語や名称の表記統一(Javascript→JavaScript、Github→GitHub等)

漢字の閉じ方、開き方(下さい→ください、出来る→できる等)

このVS Code+テキスト校正くんをChromebookで使いたいと思い、Linux環境に導入してはいたのですが、ちょっと思うような動作にならなかったりすることが多く、今までの何回やり直したか。

そして試行錯誤して本体をフルリセットすること数回、ついに普通に使える段階までに環境を整えることができました。

これで、文章入力がMac miniと同じようにできるようになり、Chromebookが文章入力マシンとしてとても使える道具になったのでした。

 

ChromebookでLinuxを使えるようにする

ChromebookでLinux環境を作るのは簡単です。

今回Linux環境をセットアップし、VS CodeをインストールしたのはHP Chromebook 14aのAmazonn限定モデルです。

▼GoogleのChromebookヘルプの通りにすればLinuxのセットアップが完了します。

Chromebook で Linux(ベータ版)をセットアップする

[blogcard url=”https://support.google.com/chromebook/answer/9145439?hl=ja”]

Linuxのセットアップが完了すると、ターミナルが自動的に立ち上がります。

 

ChromebookのLinux環境で日本語が使えるようにする

ChromebookでLinuxを使えるようにセットアップしただけでは日本語入力ができません。
そこで、日本語のフォントを入れたり日本語変換が可能になるように作業が必要です。

ここからターミナルでの作業なので、ちょっとハードルが上がりますが、ありがたいことに、いろいろな情報がネット上にあるので、それを参考にやってみました。

Linux環境でのペーストは「ctrl」+「V」ではなく、「shift」+「ctrl」+「V」です。これ、最初わからずに手打ちをしていました。

 

パッケージの最新化をする

Linuxのセットアップが完了したら、パッケージの最新化を忘れずにやっておきます。
ここからはターミナルでの作業です。

$ sudo apt-get update
$ sudo apt-get -y upgrade

日本語フォントをインストールして日本語表示を可能に

最初に日本語フォントをインストールしましょう。

$ sudo apt install -y task-japanese locales-all fonts-noto-cjk
$ sudo localectl set-locale LANG=ja_JP.UTF-8 LANGUAGE=”ja_JP:ja”
$ source /etc/default/locale

fcitx-mozcをインストール

このままでは、日本語入力ができないので、日本語入力環境を整えます。
fcitx-mozcをインストールします。

$ sudo apt-get install -y fcitx-mozc

 

インストールには時間がやや時間がかかりました。

インストール後、 fcitx-mozcを起動して、設定を開きます。

$ fcitx-autostart
$ fcitx-configtool

 

▼fcitx-configtoolで設定を開いたら、mozcを入力メソッドに追加します。

LinuxのGUIアプリでfcitxが動作するように環境変数を設定したほうがいいみたいです。

$ sudo sh -c ‘echo Environment=\”GTK_IM_MODULE=fcitx\” >> /etc/systemd/user/cros-garcon.service.d/cros-garcon-override.conf’

$ sudo sh -c ‘echo Environment=\”QT_IM_MODULE=fcitx\” >> /etc/systemd/user/cros-garcon.service.d/cros-garcon-override.conf’

$ sudo sh -c ‘echo Environment=\”XMODIFIERS=fcitx\” >> /etc/systemd/user/cros-garcon.service.d/cros-garcon-override.conf’

 

あとは、fctixが自動起動するように設定をしておきます。

$ echo ‘/usr/bin/fcitx-autostart’ > ~/.sommelierrc

これで、再起動をしてもfctixが自動起動するので、すぐに日本語変換ができる状態になります。

 

VS Codeをインストールする

次はいよいよVS Codeのインストールです。

▼MicrosoftのVS Codeのダウンロードページを開きます。
[blogcard url=”https://code.visualstudio.com/download”]

「.deb」パッケージをダウンロードします。Chromebookのファイルアプリからダウンロードしたパッケージを開きましょう。

そうするとインストール画面になるので、「インストール」をクリックしましょう。
VS Codeがインストールされます。

日本語フォントと日本語入力環境をこの段階で作ったので、VS Codeでも日本語で入力できているはずです。

「英数」と「かな」の切り替えは、左上の「かな⇔英数」で切り替えるか、「Ctrl+Space」の同時押しで切り替えます。

Spaceの左右にある「かな」「英数」キーで切り替えるようにすることもできますが、これは別記事で。

 

テキスト校正くんをVS Codeに追加

いよいよテキスト校正くんをVS Codeに入れましょう。
簡単なのは、VS Codeの左下にある「拡張機能」から、テキスト校正くんを入れる方法です。

▼左下にある正方形の一部分が持ち上がっているアイコンをクリックするか、「Ctrl+Shit+X」で拡張機能の検索窓を出します。

その検索窓に「テキスト」と打ち込んでください。

▼そうすると、テキスト校正くんがリストアップされるので、「インストール」をクリックするとVS Codeに組み入れられます。

これで完了!

[blogcard url=”https://marketplace.visualstudio.com/items?itemName=ICS.japanese-proofreading”]

 

VS Codeに入れておきたいその他の拡張機能

検索窓で「日本語」と打って、日本語パック「Japanese Language Pack for VS Code」も入れましょう。VS Codeの表示が日本語になります。

読み込むためにはもうひと手間かけなければいけないので、「Japanese Language Pack for VS Code」の詳細の箇所を確認して設定してください。

拡張機能でもうひとつ入れておきたいのが「CharacterCount」です。
入力した文字数を、

ここに文字を入力すべての空白文字(全角/半角スペース、改行、タブ)
ルビ範囲指定記号(《》)とその中の文字
ルビ開始記号(「|」、「|」)

をのぞいてカウントし、ステータスバーに表示します。これがライターにとっては便利な機能なんです。

 

VS Code+テキスト校正くんが使えるChromebookは最強の執筆マシン

Chromebookは、起動の速さや動作の快適さ、基本Chromeしか使えないけど、Androidアプリの多くが使えます。
VS Code+テキスト校正くんがChromebookで動くと、快適なテキスト入力マシンに早変わりなのです。

今回、VS Code+テキスト校正くんを実装したChromebookは、HP Chromebook 14aです。3万円台で14インチのChromebook、タッチパネルにキーボードライト搭載というコスパが良いマシンです。

ChromebookにVS Code+テキスト校正くんを導入してから、格段に便利になりました。

あとは、辞書を鍛える!

MacやWindowsなら、このような苦労をせずに、VS Code+テキスト校正くんは使えますが、一つ一つ攻略しながらVS Code+テキスト校正くんが完全に動く環境を作り上げるのは楽しいのです。

少し時間はかかりましたが、これでChromebookの執筆環境が整ったので、仕事にバリバリと使おうと思います。

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この記事を書いた人

岡山県在住のフリーランス。「2480GADGET(ニーヨンハチマルガジェット)」で日頃使っているMacやiPhoneの情報、気になるガジェットのことなどを書いています。更新情報はTwitterでもお知らせします。
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