2020年10月23日にiPad Air(第4世代)が発売されました。A14を搭載し、電源ボタンに指紋認証を埋め込んだ全面ディスプレイの新型iPad Airです。
iPadの第6世代を使っていましたが、ちょっと前に手放してしまった(息子に貸与)ので、新型のiPad Airは気になっていたのです。
しかし、現在iPadはminiを除くと、iPad Pro / iPad Air / iPadの構成になっていて、どのiPadを選べばいいのかの解答を出すのがなかなか難しい!
iPadを購入するかどうか、購入するとしたらどのモデルにするのかを実物を見てから決めようと、大手量販店に出向いて吟味した結果、第4世代iPad Airを購入したのでした。
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今回、iPadの購入を検討したのは、手元にiPadがなくなってから、Fire HD 10を代わりに使っていますが、iOSのアプリを使いたい、Macと連携できない部分で多少面倒な部分が目立ってきたことがあげられます。
Fire HD 10はGoogle プレイが使えるようにしてありますが、iCloudとの連携は限定的な部分があるので、やはり1台はiPadを持っておかないとと感じるようになってきました。
iOSとmacOSの連携は当たり前ですが抜群ですから。
購入を検討という段階で、考えなければいけないことは、iPadのどのモデルにするのかということです。
iPadをどう使うかを考えて選択する必要があります。
7.9インチのiPad miniを除くと、10インチオーバーのiPadのモデルは3種類あります。それぞれのiPadの使い方の個人的なイメージです。
ネット、SNS、コンテンツ消費を重要視するなら10.2インチiPad(第8世代)が一番コスパがよいです。
ストレージに多くのデータを置く予定はなく、軽めの作業を中心にという使い方が合っています。
32GBモデルであれば34,800円(税込38,280円)。128GBでも44,800円(49,280円)という5万円を切る価格なので、ライトに使うのであればiPadで十分すぎるほどです。
高性能&クリエイティブな用途にiPadを使いたいのであれば、iPad Proです。もちろんApple Pencilはあったほうがよりポテンシャルを引き出せます。音楽、画像、動画などの編集がiPad Proだけでできますからね。
価格は、11インチiPad Pro 128GBモデルが84,800円(93,280円)、12.9インチのiPad Pro 128GBモデルが104,800円(税込115,280円)。
パワフルな作業が中心ならiPad Proを選んだほうがいいでしょう。
iPadとiPad Proの間に位置する10.9インチiPad Airは、iPad ProほどハイスペックなiPadがほしいわけではないが、快適に動くことが重要。価格はiPad Proよりもリーズナブルで。マスクをして外出するときに使いたいかもという要望には、iPad Air 4が適しています。
iPad Air 4は現状最新のA14を搭載し、速度的にはiPhone12を上回るといわれています。また、今回のアップデートで電源ボタンにTouch IDを埋め込んだ全面ディスプレイのデザインに生まれ変わり、マスクをしていても認証が可能になった点など、いろいろと刺さる要素が満載なのです。
自分の使い方を考えると、バリバリ使うというよりも外出時の取材時や打ち合わせ時の画像の確認や、記事レイアウトの確認などに使うことを想定しているので、パワフルさは必要がなくTouch ID搭載モデルのほうが便利。そうなると、iPadか、iPad Airの選択になります。
それでは、iPadとiPad Airのどちらにするのか、考えていきます。
投資する金額で考えるとiPad一択です。でも、iPad(第8世代)を店頭で見て触ると「いつものiPad」です。iPadが登場してから大きく変わっていないホームボタンがあるデザイン。
安心感はありますが、ワクワク感はありません。
対してiPad Air(第4世代)は、iPad Proライクなデザインなので、全面ディスプレイであり、スクリーンの角がラウンドしているデザインも○です。
デザインだけではなく、性能面でも現行のiPad Proを凌駕するポテンシャルを秘めています。同じA14のiPhone12よりもベンチマークはよかったりします。
長く使うことを考えると、ここはiPadよりも新型iPad Airを選択したほうがよいと思えてきました。
すでに比較段階で購入することは決まったので、実際に触ってみて動かしてみてiPad Air(第4世代)にしようという結論になったのです。
iPad Airの電源ボタンに埋め込まれたTouch ID、全面ディスプレイのiPad Air 4でどこまでいろいろな作業が快適にできるのかを実際に試したいし、iOS14でどのようにiPadが変わったのかも確認したいのです。
また、後述しますがLightningからUSB Type-Cに端子が変わったのも、実は大きなポイントです。
量販店のAppleコーナーでこのように自問自答をしたのち、iPad Airの在庫を店員さんに確認すると
「iPad Airはスペースグレイの64GBと256GB、各1台のみですが在庫はありますよ。iPad Airは入荷するとすぐに売れてしまうんです」
とおっしゃいました。
新機能やA14の速さを体験したいという思いが勝り購入を決定したiPad Airの第4世代。購入を決めたあとに、また重要な選択が必要でした。
それは、ストレージの容量です。
iPad Airのストレージは64GBと256GBの2種類です。64GBの次が128GBではなく、いきなり256GBに上がります。
できれば128GBスタートか、128GBを選択肢の中に入れてほしかったのが本音です。256GBの価格で購入するならiPad Proにするという選択肢がでるからです。
iPad Air 4の256GBはコスパに優れているわけではないのです。
必要なストレージ容量は、今使っているiPadやiPhoneでどの程度データを消費しているかでわかります。
64GBで大丈夫なのか、256GBないとダメそうなのかが。
私自身は、あまりデータを詰め込む使い方ではなく、クラウドにデータを置き必要に応じて呼び出して使うという使用方法だし、アプリも厳選したものしか入れません。
iPad Air 4はUSB-CにLightningから変わったのがここで効いてきます。Type-C経由で外部ストレージを使用できますからね。
ということで、ストレージは64GBで大丈夫だろうと結論を出し、iPad Air 4 64GB スペースグレイを購入したのでした。
個人的には、iPadがMacの代わりになるとは思ってはいないのですが、Macのように使えることが増えてきたかなと感じています。
iPad Air 4はUSB-Cに端子が変わったこともあり、手持ちのコネクタを使って外部メモリにこれまでより簡単にアクセスできるだろうし、アプリもキーボード、マウスに対応したものが多くなっています。
MacでできることをiPad Air 4がカバーできる領域が広くなれば、常時持ち歩くでデバイスとしての活用の幅が広がります。
現在は、HP Chromebook 14aを持ち歩いていますが、これがiPad Air 4に置き換えられるように、アプリの選定や周辺機器を考えようと思います。
今日からiPad Air(第4世代)を使う生活のスタートです!