iPhone12シリーズの先発隊「iPhone12」「iPhone12 Pro」が発売されました。レビューも多く上がっていますね。
2020年のiPhone12の特徴のひとつに、MagSafeを使った充電に対応しているということです。そのため、iPhone12シリーズの本体には円形の磁石が埋め込まれています。
AppleのiPhoneマーケティング担当、Kaiann Drance氏が、YouTubeのRich DeMuro氏の番組に出演し、5G使用時のiPhone12のバッテリー駆動時間やMagSafeがカードなどに与える影響などのiPhone12シリーズの気になる点について答えていますよ。
目次
MagSafeは従来のQiワイヤレス充電にあった弱点を解消しています。
まず、iPhoneをワイヤレス充電しているときに充電位置が合わず朝起きたら充電されていないなどの充電失敗問題を、iPhone12内部にマグネット埋め込むことでで解決!
また、最大7.5Wまでと制限されていた出力を、最大15Wまで増大させて充電時間を短縮させています。
充電位置が合わないようにiPhone12内部に埋め込まれたマグネットやMagSafeがカード類に与える影響について、Kaiann Drance氏は以下のように語っています。
・クレジットカードは強固な磁力対策をされているので、MagSafeの横にカードを置いたとしても問題ない
・ホテルのカードキーなどのカードはMagSafeの影響を受けることもあるので、横に置かないように気をつけたほうがよい
iPhone12を手にした皆さんは、一応カード類はiPhone12に近づけないようにしたほうが賢明でしょう。
AppleがiPhone12と同時に発表したiPhone12の背面にくっつくアクセサリーを利用するというのも手です(Appleの術中にはまる(^^;)。
もうひとつ気になる部分は、iPhone12シリーズが5Gに対応したため、5Gで通信をすると、バッテリー駆動時間が短くなるのではないかということです。
この点にもKaiann Drance氏は答えています。
・バッテリー駆動時間を伸ばすために、システム全体で最適化を行っている
・新しく搭載された「スマートデータモード」により、5Gと4G LTE通信を切り替えている
これらにより、iPhone12シリーズのバッテリー駆動時間は、iPhone11のときと変わりはないとKaiann Drance氏は述べています。
ただし、実際に使ってみるとやはりバッテリーの減りが早くなるという情報もあるので、ここは実際に使ってみないとわかりませんね。
MacRumorsによると、MagSafe対応レザーケースをiPhone12につけたまま、MagSafeを使ってワイヤレス充電をすると、iPhone12用のレザーケースに円形の型がつく可能性があると伝えています。
このことは、Appleサポートドキュメントによって明らかになったようですよ。
レザーケースに円形の跡がつくと、思った以上に目立つかもしれないので、iPhone12をMagSafe対応レザーケースにいれようと思っている人は跡が付く可能性があるということも理解しておいたほうがいいかも。
Apple純正のレザーケースは、11月6日の発売です。純正のケースで円形の型がでるとなると、サードパーティ製のケースでも円形が浮かび上がる可能性もありますね。
Apple MagSafe対応レザーウォレット (iPhone用) – カリフォルニアポピー
iPhone12の背面やMagSafe、MagSafe対応ケースを時計にくっつけると、普段よりも大きな誤差が出る場合があるようです。機械式の時計が影響を受ける可能性があるので、機械式の時計を持っている人は、MagSafeには時計を近づけないほうがいいですよ。
iPhoneは旧モデルであってもまだまだ快適に動きます。iPhone7もつい先日まで普通に売られていました。iPhone8やiPhone Xでも十分動きます。
旧モデルのiPhoneを今使っていて、iPhone12へ変えようと思っている人は、もう少しいろいろな情報がはいってきてから、iPhone12にきりかえてもいいと思いますよ。
とはいえ、早くiPhone12が欲しい人は、背面のマグネット部分とMagSafeには気をつけて、iPhone12ライフをスタートしてくださいね。
Apple MagSafe対応 シリコーンケース (iPhone 12 & iPhone 12 Pro用) – ホワイト
[Source:MacRumors1 MacRumors2 Picture:Rich DeMuro YouTube スクリーンショット]