iPhoneの動画作成アプリ「Clips」で撮った動画を「Cute CUT Pro」で編集して動画サイズを10分の1に圧縮する方法

カレンダー上の連休も最後の日。土曜日曜がお休みの方は今日が中盤ですね。いろいろな場面をiPhoneのカメラでおさめたでしょうか。動画で連休中の出来事をとっておけば、あとから見直して、そうそうこうだったね、なんて話ができるので、動画は面白い。でも、気になるのが動画のサイズ。長く撮れば撮るほどiPhoneのストレージを圧迫することになるので、長時間撮ると「あっ空き容量がない!」と慌てることになるのです。Androidスマホと違ってiPhoneはmicroSDにデータを格納するということができないので、動画のサイズは気になります。でも、iPhoneのカメラアプリの動画は結構なサイズになってしまいます。先日公開された動画作成アプリ「Clips」はiPhoneの標準カメラアプリよりの半分の動画サイズで撮影が出来ますが、それでもClipsで1分撮ると55MBほど使います。10分で550MB。カメラアプリだと10分で1.1GBほど使うようになります。動画は楽しみたいけど、動画のファイルサイズをなんとか小さく出来ないか?私が実践している動画サイズを小さくする方法は動画編集アプリ「Cute CUT Pro」を使うというものです。

目次

動画作成アプリ「Clips」と動画編集アプリ「Cute CUT Pro」を連携させる

動画を撮るアプリは個人的には「Clips」がいいと思います。1080×1080の正方形で撮ることが出来ることと、録画アイコンを長押しているときが録画、離せば録画が一時停止になるというわかりやすさ。長押しせずに指を離しているときも録画が継続するロックもありますが、押せば録画、離せば一時停止の方がわかりやすいです。

「Clips」といえばライブタイトルです。最初はこれ面白いと思ってやたらとテロップを入れていたんですが、このごろは飽きてきたので、ライブタイトルなしでそのまま録画しています。アップデートで再生中または一時停止中のライブタイトルテキストをタップして編集するということも出来るようになったので、ライブタイトル自体は進化しているのですが、テロップが上下にぶれたりするので、今は使っていません。でも動画撮影には「Clips」はもってこいなのです。

そして、「Clips」で動画を撮影したあとは、簡単に編集をしてライブラリにエクスポートするために使うのが動画編集アプリ「Cute CUT Pro」です。無料版もあるのですが、動画の長さに制限があったり、作った動画に「Cute CUT」のロゴが入るみたいなので、速攻で有料版を購入したのです。iPad miniでも使いやすく、なおかつMac版もあるので、iPhone、iPad、Macと連携がとれるところもお気に入りなのです。今回はこの「Cute CUT Pro」を使って動画ファイルのサイズを10分の1まで小さくしようと思います。

「Clips」で動画を撮ろう

Clipsで動画をどんどん撮っていきましょう。気になる風景や、家族の様子など気軽に撮れるのがClipsの良い点です。Clipsの動画が一区切りついたらライブラリに保存しておきます。共有アイコンの「ビデオに保存」でライブラリに保存されます。

「Cute CUT Pro」で簡単な編集をしよう

「Cute CUT Pro」を使うといろいろな編集が出来るのですが、とりあえず動画の最初と最後にトランジションでフェードイン、フェードアウトをつけて、いきなり動画が始まって終わるという味気ない感じを徐々に動画が始まり徐々に終わるというように編集したいと思います。

「Cute CUT Pro」で「Clips」で撮った動画を読み込みます。

設定は「Clips」の動画が正方形なので、正方形を選びます。

「+」アイコンをタップして動画を読み込みます。

読み込んだ動画にトランジションをつけます。

「+」アイコンをタップします。

画面下の音量ボタン左横のアイコンをタップします。

大きめの「+」アイコンをタップするとトランジションの種類が現れます。

フェードイン&フェードアウトを選びます。

▼と▲で示された部分がフェードイン、フェードアウト対象の部分です。▼ ▲部分を動かしてフェードイン、フェードアウトする時間を調整します。

とりあえずトランジションだけつけたらライブラリに書き出します。

書き出す動画の画質を選びます。

「低品質」が一番サイズが小さくなりますが、解像度が低くなるので粗くなります。「標準品質」がオススメです。

どのくらい動画サイズが小さくなるのか

「Clips」で30秒撮った動画のサイズは27.76MBです。これを「Cute CUT Pro」でトランジションをつけて「標準品質」で書き出すとこうなりました。

3.03MBまで小さくなりました。480×480のサイズですが、Macで見ても十分です。これなら10分の動画でも60MBちょっとで済みます。本格的な動画編集が「Cute CUT Pro」では出来ますから、テロップを入れたり、音楽を入れたり、動画を小分けにして、そこにいろいろなトランジションを追加したりなど、やろうと思えば相当こったことが出来るのです。

ちなみにiPhoneの純正のカメラアプリで30秒動画を撮って、それを「Cute CUT Pro」で同じようにトランジションだけいれてライブラリに書き出すとすごく動画サイズを小さくすることができました。

30秒で54.95MBだったのが、なんと2.77MBまで小さくなりました。

これは正方形で動画を読み込んで書き出したことによるものだと思います。設定でHDを選択すればまた違った結果になるのかもしれません。「Cute CUT Pro」で直接動画をとって編集するということも可能ですが、手軽に撮れる「Clips」を使って動画を撮り、それを「Cute CUT Pro」で編集してエクスポートし、Macに取り込むというスタイルの方がいいでしょう。

以上、動画作成アプリ「Clips」で撮った動画を「Cute CUT Pro」で編集して動画サイズを10分の1に圧縮する方法でした。

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この記事を書いた人

岡山県在住のフリーランス。「2480GADGET(ニーヨンハチマルガジェット)」で日頃使っているMacやiPhoneの情報、気になるガジェットのことなどを書いています。更新情報はTwitterでもお知らせします。
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