本日OS XからmacOS Sierraと新しい名前になった新バージョンのOSがリリースされました。Macは漢字Talk7.5のころから使っていてMac OS 8.6になるまでカラフルなiMacを使っていました。その後Mac OS 9がリリースされたのですが、このMac OS 9のみ搭載されているMacはスキップし(この間はWindowsがメインでサブでMacを使っていたころだったので)Macをメインで再び使いだしたのがMac OS X 10.2あたりではなかったと思います。それまではWindowsと並行してMac OS 8.6を使っていました。OS Xになり大幅に進化をして行くのですが、最初の頃はここがちょっとなあという部分もあるし、アプリも洗練されていなかったりで大変でしたが、Mac OS X v10.6 Snow Leopardで随分と完成度が高くなってきたなあという感じを持ったのを覚えています。
そして今日リリースされたのが「macOS v10.12 Sierra」です。macOS Sierraと小文字から始まりmacになりナンバーではなくSierraというネームで表されるようになりました。Mac mini 2014にSierraをインストールします。アップデートファイルは4.5GBほどあったので午前中にダウンロードをしておいて、午後からインストールを開始しました。インストールも40分ほどかかったでしょうか。特に問題なくインストールが終了しました。
さて、macOS Sierraを使ってみた印象ですが、いきなり使っているLogicoolのトラックパッドT651の一本指タップでドラックの機能が使えなくなりました。設定からこのオプションの機能をオフにすることで今までと同じように使えるようになりました。T651はもう販売されていない製品のようなので、今後サポートがあるかどうかわかりませんが、今のところはこのオプションをオフにすることで使用可能になりました。
あとはあまり大きな変更点が見た目にないので今までのEl Capitanと同じ感覚で使っています。
ただし、macOS Sierraの最大の目玉であるMacにSiriがやってくる!ということを確かめることが私にMac mini 2014ではできません。
Siriは確かにいるのですが、Siriに語りかけることができないのです。Siri、僕の声は君には届かないんだ!状態なのです。
それはMac miniにはマイクがないからです。端子はあるのですが、マイクは本体にないので、何かしらマイクを用意しないといけないのです。しかし、厄介なことがあって一般的なマイクはMac miniでは使えないようです。Mac mini側のライン端子にはアンプ機能がついていないので使えないのですよねえ。iPhone用のイヤホンをイヤホン端子側にさせばマイクとして使うことが出来るのですが、あいにく私のMac miniはUSBもすべて埋まっていてイヤホン端子もスピーカーの端子をさしているので埋まっているのです。
Macの進化は、声をかければわかります。
Siriが、デスクトップのために作られた新しい機能とともにMacにやってきました。macOS SierraがあなたのMacをさらに賢くする方法はそれだけではありません。例えば、忘れていたベストショットを見つけられるようにする。ほかのデバイスとの間で一段とシームレスに作業できるようにする。ストレージに貴重な空き領域を作れるようにする、などなど。Macにできることがまたしても増えました。だから、あなたがMacでできることも、またしても増えたのです。
でも
「Siri、僕の声は君には届かないんだ」
うーん、マイクをなんとか調達しよう。
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macOS Sierra(Apple)
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