【iPadで読書】「江戸川乱歩作品集 全120作品+11」kindle版 199円購入

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小学校のころ、図書室にあった江戸川乱歩の「少年探偵団シリーズ」に魅了され、片っ端から借りて読んでいました。なんとも怪しげな雰囲気と登場人物の奇っ怪さもあって、怖いんだけど読まずにはいられないというスパイラルに入ってしまい、おそるおそるページをめくる日々は続いたのです。図書室にある江戸川乱歩作品を読破したら、次はルパンシリーズです。とにかく毎日図書室で借りた本を読んでいました。

そんな小学生時代、手に持っているのは「人間豹」。家族は買い物にでかけてしまい、残ったのは自分ひとり。確か冬の夕方だったんじゃないかな。コタツに入って「人間豹」を読み始めると、いやあ物語が進むにつれてこわいこわい。しばらくしてあたりがだんだんと薄暗くなってきたことに気づき、ああ、みんな早く帰ってきてくれーと思っていたら、ガタッ!という音(風が強く吹いて窓が少し音をたてたのでした)。顔をひきつらせつつ、でも本を閉じることもできず、震えながら「恩田」の狂気を活字から感じ続けていたのでした。

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それから数十年経ちましたが、明智小五郎と少年探偵団 小林少年の魅力は健在です。

ついつい買ってしまったのです。

江戸川乱歩 作品集 決定版 全120作品+11 (インクナブラPD)

120作品あるのですが、残念ながら「人間豹」は入っていません。現在ポプラ社の「人間豹」も手に入れづらく、あっても3,000円前後しますから希少本になっているようですね。

収録されている作品は以下のとおりです。

【江戸川乱歩小説集】
 火繩銃 【自作解説】
 二銭銅貨 (図表1) 【自作解説】
 一枚の切符 【自作解説】
 二癈人 【自作解説】
 双生児 【自作解説】
 恐ろしき錯誤 【自作解説】
 日記帳 【自作解説】
 算盤が恋いを語る話 【自作解説】
 赤い部屋 【自作解説】
 盗難 【自作解説】
 白昼夢 【自作解説】
 百面相役者 【自作解説】
 夢遊病者の死 【自作解説】
 一人二役 【自作解説】
 疑惑 【自作解説】
 人間椅子 【自作解説】
 接吻 【自作解説】
 空気男
 湖畔亭事件 【自作解説】
 毒草 【自作解説】
 覆面の舞踏者 【自作解説】
 踊る一寸法師 【自作解説】
 灰神楽 【自作解説】
 火星の運河 【自作解説】
 お勢登場 【自作解説】
 モノグラム 【自作解説】
 パノラマ島綺譚
 鏡地獄 【自作解説】
 人でなしの恋 【自作解説】
 木馬は廻る 【自作解説】
 指環 【自作解説】
 陰獣 【自作解説】
 芋虫 【自作解説】
 押絵と旅する男 【自作解説】
 蟲 【自作解説】
 江川蘭子(連作の一部) 【自作解説】
 目羅博士 【自作解説】
 鬼 【自作解説】
 悪霊 (図表1) 【自作解説】
 柘榴 【自作解説】
 断崖 【自作解説】
 悪霊物語(連作の一部) 【自作解説】
 防空壕 【自作解説】
 堀越捜査一課長殿 【自作解説】
 妻に失恋した男 【自作解説】
 指 【自作解説】
 
【明智小五郎】
 D坂の殺人事件
 心理試験 (図表1)
 黒手組
 幽霊
 屋根裏の散歩者
 何者 (図表1) 【自作解説】
 黒蜥蜴
 暗黒星 【自作解説】
 兇器 (図表1) 【自作解説】
 月と手袋 【自作解説×2】

 
【少年探偵団】
 怪人二十面相
 少年探偵団
 妖怪博士
 大金塊 (図表2)
 青銅の魔人
 虎の牙
 透明怪人
 怪奇四十面相 (図表7)
 宇宙怪人
 鉄塔の怪人
 海底の魔術師
 灰色の巨人
 探偵少年
 天空の魔人 (図表4)
 魔法博士
 黄金豹
 妖人ゴング
 魔法人形
 サーカスの怪人
 まほうやしき
 赤いカブトムシ
 奇面城の秘密
 夜光人間
 塔上の奇術師 (図表2)
 ふしぎな人
 仮面の恐怖王
 鉄人Q
 かいじん二十めんそう月刊誌「たのしい二年生」に連載。
 かいじん二十めんそう月刊誌「たのしい一年生」に連載。
 電人M (図表2)
 おれは二十面相だ (図表6)
 怪人と少年探偵
 妖星人R (図表2)
 超人ニコラ
 自作解説 —怪人二十面相と少年探偵団—
 
【その他エッセイ】
 映画の恐怖
 ある恐怖
 墓場の秘密
 お化人形
 声の恐怖
 旅順海戦館
 少年ルヴェル
 文学史上のラジウム ──エドガア・ポーがこと──
 人形
 非現実への愛情
 妖虫
 瞬きする首
 マッケンの事
 郷愁としてのグロテスク
 群集の中のロビンソン・クルーソー
 スリルの説
 鬼の経営する病院
 レンズ嗜好症
 残虐への郷愁
 人花
 「幽霊塔」の思い出
 病める貝 ──E・A・ポー逝きて百年──
 小栗虫太郎君
 随筆銭形平次 ─探偵小説このごろ─(野村胡堂との対談)
 こわいもの(一)
 こわいもの(二)
 ヒッチコックのエロチック・ハラア
 透明の恐怖
 フランケン奇談
 
【江戸川乱歩を語る(+11作品)】
 江戸川乱歩氏に対する私の感想(夢野久作)
 「二銭銅貨」を読む(小酒井不木)
 日本の近代的探偵小説―特に江戸川乱歩氏に就て―(平林初之輔)
 「心理試験」序(小酒井不木)
 『心理試験』を読む(平林初之輔)
 江戸川氏と私(小酒井不木)
 「陰獣」その他(平林初之輔)
 乱歩氏の諸作(平林初之輔)
 三十六年前(森下雨村)
 江戸川乱歩(平林初之輔)
 乱歩氏と私と(野村胡堂)

120冊が1つにまとまっているのがポイントで、これを120冊ばらばらに購入すると、kindleの中が江戸川乱歩でうめつくされてしまいます。でもこれは1冊にまとまっているので目次から作品を選んで読み進めることができます。1作品が短いものもあるので、寝る前読書にいいですね。久しぶりに明智小五郎と小林少年の活躍にワクワクしてみませんか。

江戸川乱歩 作品集 決定版 全120作品+11 (インクナブラPD)
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少年探偵江戸川乱歩全集〈44〉人間豹
江戸川 乱歩
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この記事を書いた人
ニシヤマ@2480_G

岡山県在住1965年生まれの個人事業者です。MacはPowerBook150から使い始め、現在はMac mini 2014を使っています。当ブログでは日頃使っているMacやiPhoneなどの気になるガジェットのことを中心に書いています。更新情報はTwitterでもおしらせします。

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