WWDC 2016のことを先日書きました。MacBookなどのハードの発表があるのかもと期待した方にとっては残念だったなあというWWDCだったと思います。開発者会議なのでハードの発表はないかもと思ってはいたものの、大きなモデルチェンジの場合は発表があったことを考えると、私自身ちょっと地味だったかなと感じたのでした。しかし、これは本来のWWDCの姿であり、ソフトウェアを開発している方にとってみると、今回のWWDCは相当に中身が濃い、充実したものだったようです。
私は全くプログラムの知識はありません。ですから、今回のWWDCで発表された中身は実際に使ってみないことには、その良さや変更点や進化した点が体験できないということになります。秋になってiOS 10やmacOSがリリースされてから「ああ、これは使いやすい!」ということになるのだと思います。
今回のWWDCはiOSに時間が割かれていました。自分としてはOS Xがどう進化するのかを楽しみにしていたのですが、iOSに相当力が入った内容だったため、感想としては「ワクワク感」が今ひとつと思ったのです。
しかし、それは間違いだったようです。いつも聴いているbackspace.fmの「B-side #068: 真のWWDC2016の凄さを聞いてくれ!」とドリキンさんのYouTube
『ドリキンのYouTubeチャンネル』
「Apple WWDC 2016 初日レポート (松村太郎さんインタビューもあるよ)」を公開しました!
「Apple WWDC 2016 レポート二日目 (HMDT木下さんインタビューあり)」を公開しました!
「WWDC 2016 3日目 日本人開発者インタビュー」を公開しました!
この3本を観るとWWDC16の中身がより理解できます。特に松村太郎さんのインタビューの動画はiOSの進化のどこが素晴らしいのかがイメージできます。必見です。
「B-side #068: 真のWWDC2016の凄さを聞いてくれ!」を聴くと今回のWWDC16の見方がまた違ってきました。正直いうと今回のWWDCはあまり期待をしていなかったし、新しいMacBookの発表も微妙かなとわりと冷静に見ていたのですが、あらためてWWDCの発表を見直してみようという気になったのと、iPad Airを、iOSをこれまで以上に使ってみようかと思うようになりました。
今後は今まで以上にiOSが主軸になり、macOSがそれを補完する役割にシフトするということは間違いがないようです。iPadだけで作業のほとんどが済むようになり、今までのコンピュータとは違った世界にAppleは着実に私たちを連れて行こうとしているのでしょうか。絶対にMacが一番、それからiOSだと考えていたのですが、その考えを変える必要になるのももうすぐかもしれません。
■関連リンク
B-side #068: 真のWWDC2016の凄さを聞いてくれ!
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