iPhone、iPad、それにWindows PhoneにiPad。どれも電源ボタンオンするか、iPadの場合はケースのフリップを開くと液晶オンでそのまま使えるのが当たり前です。これが当たり前なので、 モバイルWindows PCのX205TAでさえ少々面倒になることがあります。電源オンからアプリが使えるまで少し待たないといけないのが長いなあと感じるのです。使わない時にはスリープしておいて使いたい時にはスリープ解除という使い方にすればいいのですが、X205TAは長時間スリープするとたまに固まってしまいスリープ解除できないことがあるのです。ですから使わない時には電源をオフにするようにしています。すると、次に使おうと思うと、また電源オンから少し待たないといけません。これがこのごろおっくうでおっくうで。
iPhone、iPadと同じように液晶がオンになったら即使用可能になり、電源を落とすという考えはなく、つねに立ち上げておいて使うときに液晶オンで使わない時には液晶オフになるPCはないものか、いやいやあるんです。Chromebookです。
電源をオンオフにするという使い方ではなく、液晶を閉じる、開けるで使えるようになるラップトップは今のところChromebookだけではないでしょうか。
今使っているChromebookはDELLのChromebook 11です。もう1年半使っています。途中使わなくなっていた期間もありますが、この1年半の間ちょこちょこと使っていました。それが4月の後半から今現在、よく使うようになってきました。
何に使っているかというと、まずブログの更新です。Simplenoteを使って下書きをして、その文章をコピーでWordPressのダッシュボードから新規投稿ページにペーストして更新していきます。画像はPixlr Editorを使って編集します。iPad miniで撮った画像もDropboxに保存すればChromebookで問題なく扱えるので問題はないのです。
あとは、Chromeを使ってネットの情報を検索するのはもちろん、YouTubeで動画をみることも多くなりました。スピーカーの音が大きいので動画を見たり音楽を聴いたりするのも案外適役なのです。バッテリーももつので、Amazonプライム・ビデオで映画を再生して、それをChromecastを介してテレビで見るということもよくやっています。
とにかく、スマートフォンやiPadなどのタブレットのような感覚で使えるラップトップはChromebookだけではないかと思います。アップデートも再起動すればOKだし、再起動後に使えるようになるまで20秒もかからないのでめちゃくちゃ快適なのです。通常の再起動であれば10秒もあればChromeが立ち上がるし、そもそもアプリのアップデートも考えなくていいのでメンテナンスフリーです。セキュリティ上も安心なシステムだし(現在はLinuxを使える環境からChrome OSのみで運用しているのでよりセキュリティ上安心なのです)複雑なことをしなければChromebookは使えるラップトップです。
もちろん、Mac、Windows用のアプリははしらないのでChrome上ですべて処理しないといけませんが、意外となんとかなるものです。ネットに常時接続できる環境下であれば快適にChromebookを使うことができますが、オフラインでも使えるアプリも増えています。私は自宅や仕事場で使うことがほとんどなのでネット環境下での使用ですから快適です。やはり日本では今ひとつ盛り上がらないChromebookですが、使い方が合致すればコストパフォーマンスに優れた道具だと思います。この文章もChromebookを使ってうち、更新しています。DELLのChromebook 11 はキーボードのうち心地がいいし、Macと同じ配列で使えるので今文章入力で一番使っているマシンになっています。今後、ChromebookでAndroidアプリがマシンに負荷がかからずに動くならば面白いと思うし、そうなってほしいなあと思っています。個人的には文章打ち中心に使いたいというならDELLのChromebook 11がおすすめです。ただ、個人で購入できるのかどうかは不明です。現在のChromebook 11 は教育機関用だけ販売ページがあるようなので。2014年モデルはAmazonでは購入可能です。