話題にはあまり上げなくなりましたが、DellのChromebook 11はほぼ毎日使っています。今はAmazonのプライムビデオで映画を見るのに使っています。近頃ハマっているのが「孤独のグルメ」です。Chromecast経由でテレビに出力するときにも使うし、単独で見るときにも使っています。それ以外ではテキスト入力に使っています。iPad Airでもテキスト入力をすることも多くなっているのですが、キーボードでしっかりと打ちたい時はChromebookを使います。
さて、そんなChromebookですが、OSはChrome OSです。クラウドベースで使うので面倒なことがなくてあまり何も考えずにChrome主体で使うにはうってつけのマシンです。裏を返せば少し込み入ったことをしようと思うと途端に不満が出てきてしまうものでもあります。書類をフォントまで細かく指定してつくり込みたいという場合には向かないし、アプリはあることはあるけれどクリエイティブなことをしようと思うと、そこはMacなりPCに任せた方が効率が高いということにもなります。とにかくChromeが動いてChrome上で何もかも完結できるという環境であれば、この上なく快適だと思います。
GoogleはこのChrome OSをAndroidと統合して2017年にリリースするようだとニュースメディアは伝えています。現在もChromebookでAndroidのアプリが動く機能もARC Welderの追加で実現できるようになりましたから、この方向は面白いのではないかと思います。AndroidのアプリがChromebookで今動くと言っても、1アカウントに対して1つだけだし、ARC Welderは異常にCPUパワーを使ったりするので、実用的かと言われれば、まだまだというところです。ただし、このARC Welderにしても検証用の拡張機能なのでそれも致し方ない部分ですが、このような方向で今後進んでいくとしても不思議ではありません。
Windowsは10になり、すべてのデバイスで共通のアプリを動かそうとしているし、GoogleもChrome OSとAndroidを統合しようとしているし、今後はパソコン、タブレット、スマートフォンを意識することなくシームレスに使うことができる世界がもうすぐやってくるのかもしれませんね。Appleはどうするのでしょう。
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グーグル、「Chrome OS」を「Android」に統合する計画か(japan.cnet.com)
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