iPadにより最適化された感があるiOS 9です。iPad Air 2でしか使えないマルチタスク機能は「Split View」機能。均等に画面を2分割し、2つのアプリを同時に扱えるというものです。これ以外のマルチタスク機能はiPad mini2,3やiPad Airでも使うことができます。iPad AirとiPad mini 2,3では「Slide Over」機能で、2つ目のアプリを細長いバー状にして起動できます。たとえば左のエリアのメインのSafariから、右に小さく表示したメモアプリにリンクをペーストするということも簡単にできるようになるようなので、ブログの下書きに今まで以上に使えるようになるかもしれませんよ。
完全に画面を分割して同時に2つのアプリを動かすことが出来れば便利になることもありそうですが、そんなに使うかなあという気がします。まあ、実際に使ってみればすごく便利でたまらないということになるかもしれませんが、個人的には「Slide Over」機能を多用するようになる予感がします。だからiPad Airでも十分かなと思ったのです。
iPad Air 2とiPad Airの違い
それでは本体の違いはどうでしょう。
iPad AirとiPad Air 2 の違いは薄さと軽さ、それにA8XチップとM8モーションコプロセッサの速さ。メモリも増量。iSightカメラが8メガピクセルになったこと。そしてフルラミネーションディスプレイ、反射防止コーティングで液晶がより見やすくなっています。一番大きな違いはTouch ID搭載です。
個人的には薄さと軽さは実機を持って比べて見たのですが、ケースをつけるとあまり意識することはないかなという位だったのでOKです。
速さについては今iPhoneも5sを使っているしiPad Airの処理能力で十分だろうと思っていました。実際重いアプリは今のところ使っていないので問題なく不満なく使えています。
iPad Airで写真を撮ることは少ないだろうと思っていましたが、実際写真をiPad Airで撮ることは少なく、iPhone 5sで撮ることが圧倒的に多いのでカメラの性能がアップしていてもあまり体感できる使い方ではなく、この点もiPad Airで十分でした。
液晶の性能については、iPad Airを購入後に液晶保護フィルムは絶対に貼るので液晶についても問題なしです。
iPad Air 2の特徴になっているTouch IDですが、フリップを開けばスリープが解除のケースを購入後は使用つもりでした。そうするとiPhoneのようにホームボタンを押して指紋認証で解除というステップではなく、フリップを開いてスリープ復帰後にロック解除という手順になります。その時にホームボタンで指紋認証するよりもそのまま使えるようにロックは1時間後にかかるように設定するつもりだったのでTouch IDはなくても構いません。実際ホームボタンを押すことはめったになく、全てはマルチタスク用ジェスチャですませてしまっています。
このように私にとってはiPad Air 2でなくてもiPad Airで十分すぎると予想していたので容量だけは16GBをさけ32GBにしましたがこれは正解でした。iPad mini 2を使っていた時も32GBで十分でした。今もiPad Airの空き容量が18GBありますから、今後1年位はこれで十分でしょう。
iPad はスペックを追い求める商品ではないと考えています。自分に必要な機能があればその機能を搭載しているiPadを購入すればいいと思いますし、旧製品でもiOSのアップデートに対応する期間は比較的長いので十分楽しむことができます。
秋にたぶんiPadの新しい製品がでると思いますが、めちゃくちゃ試したい機能が搭載されれば購入するでしょうし、iPad Airでいいかとなれば次の製品までiPad Airを使い続けることができます。
今回はAppleCare+ for iPadに入っていないので(今まで購入したiPad 、iPad mini、iPad mini 2はAppleCareには入っていなかったのでまあいいかと入りませんでした)落下や水濡れには気をつけるようにして使っていかないといけませんが、自然故障なら1年間は保証がありますから整備済製品でも安心です。機能面でもまだiPad Airでいけるぞ!¥44,712だし、ということでこの時期にiPad Airを購入した個人的な理由は以上です。いやあ、iPad Airいいですよ。もちろんiPad Air 2であればさらに快適なのは間違いないですけどね。
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