Macを使うときには、複数のアプリを立ち上げて作業することが多いですよね。とくに没入して作業をしたいときには、フルスクリーン表示をさせておくと便利です。
しかし、フルスクリーンで表示させているアプリも閉じてしまうと、次回立ち上げるときにフルスクリーン表示にはなりません。アプリを終了したあとに起動すると、フルスクリーンではない状態で立ち上がります。これをウインドウ左上のアイコンをクリックするか、ショートカットでフルスクリーン表示にいちいちするのは面倒です。
アプリを立ち上げたときにフルスクリーンになっていれば手間がかからないのに…
それを解決する方法があるのです。答えは「設定」のなかにありました。
※2022年1月30日再編集
Macで使っているアプリをフルスクリーン表示にする方法
Macでアプリをフルスクリーン表示させておくと、アプリの切り替えが非常に便利。
アプリを切り替えたいときには3本指でトラックパッドを左右にスワイプさせればOKです。これがとてつもなく快適なので、フルスクリーン表示でアプリを使うことが多いのですね。
アプリをフルスクリーンにする方法の確認をしましょう!
使っているアプリをフルスクリーン表示にするためには、左上の緑のアイコンをクリックして切り替えるか、
「command」+「control}+「F」
または
「fn」+「F」
のショートカットを使います。
Chromeは「command」+「control}+「F」が効かないので、「fn」+「F」を使いましょう!
使っているアプリの表示をフルスクリーンで立ち上げる方法
それではアプリを再起動させたときにフルスクリーンで立ち上げる方法です。
フルスクリーンでアプリを使う
↓
そのアプリをいったん終了
↓
再び終了したアプリを起動
このパターンのときに、フルスクリーン表示で起動させる方法です。
じつは、システム環境設定の「一般」の項目の中にその設定があるんです。
システム環境設定を開こう

システム環境設定の一般を開くと上記の画像のようになっていると思います。

ピンクで囲ってあるチェックを外すと、フルスクリーン表示でアプリを立ち上げることができるんですね。
フルスクリーンで立ち上げる方法
使っているアプリの表示をフルスクリーンで立ち上げる方法を確認しましょう!
「システム環境設定」を開きます。
↓
「一般」をクリック
↓
『アプリケーションを終了するときにウインドウを閉じる』のチェックをはずす
↓
フルスクリーン表示したいアプリを立ち上げてフルスクリーン表示にする
これでOKです。
Macのフルスクリーン表示を活用しよう
『アプリケーションを終了するときにウインドウを閉じる』のチェックが入っている状態だと「開いていた書類とウインドウは、アプリケーションの再開時には復元されません」ということなので、フルスクリーンではない状態でアプリが立ち上がります。
「開いていた書類とウインドウは、アプリケーションの再開時には復元されません」という説明はわかりにくいですね。
『選択した場合、アプリケーションを終了して再度開くときにウインドウは復元されません』とでもなっていればイメージしやすいのですが…
Macを使っていて、フルスクリーン表示にするためにアイコンやショートカットを使って切り替えなくても、アプリを立ち上げるだけフルスクリーン表示になるので、快適にスワイプでアプリ間の切り替えができるようになりますよ。