Macでは「.」から始まるファイルは不可視ファイルとなってみることができません。WindowsやZaurusやWMマシンなどのPDAに、Mac上でファルダをコピーしたCFやSDなどを読ませると「.○○」などと「.」から始まるファイルが存在します。このファイルはMac以外のマシンでは全く必要のないファイルです。しかし、Macではシステム上必要なファイルなのでむやみにMac上で削除されるとちょっと困ったことになる場合があります。そんなことで不可視ファイルになっているのだと思いますが、今日どうしても不可視ファイルを見つけないといけないはめになりました。
不可視ファイルは検索から条件をつけて探すという方法がMacのOSXではスタンダードですが、これだとファイラーのような操作ができません。今日探さないといけなかったファイルは「.htaccess」です。
仕事の一環として今携帯向けサイトを作っています。大まかな作業が終了してコンテンツの一つがどうにか形になったのでサーバーに今日アップしました。ご存知の通り携帯サイトはPCのサイトのように複雑やタグを使わなくてもそこそこのサイトができてしまいます。
割と簡単に作成できる携帯サイトですが、ときにコンテンツを丸ごとパクられることがあるのです。自分がせっせと作ったサイトがそのままディレクトリごとコピーされていたという話もよく聞きます。
そういったことを防ぐためにPCからのアクセスを制御して携帯からのアクセスだけを許可する必要がでてきます。アクセス制限に必要なのが「.htaccess」というファイルなのです。
今日その「.htaccess」をMacのmiで作成し、デスクトップに保存したまでは良かったのですが、「.htaccess」が不可視ファイルになるということをすっかり忘れていました。確認しようとするとファイルがないのです。Finderからは見えなかったんですよねえ。これでは作成してもファイル移動ができません。
ありゃりゃということで早速不可視ファイルもコピーや移動可能なファイラーを探しました。
Macを使っている方には有名なファイル管理ソフトもあるのですが、5200円と少々値がはるし、今回は単純に「.htaccess」ファイルの移動とコピーをしたいだけだったので、フリーのソフトでいいものがないかと探しました。
そして見つけたのが
Xfolders for Mac OS X 10.4 Tiger
です。
シンプルかつ便利です。2画面構成なので戸惑うことなく使えます。不可視ファイルもオプションの選択でばっちりと見ることができました。Macの場合はこのようなファイル管理ソフトを使わなくてもファイルの移動やコピー操作は直感的にできるのでいままで全くファイラーは使ったことがなかったのですが(十数年Macを使っていたにもかかわらず)1本 Xfolders for Mac OS X 10.4 Tigerを入れておいても損はないですね。
これでなんとか「.htaccess」をMacで作成して扱うことができるようになりました。携帯サイト作成を続行できそうです(^^)。
iBookにXfoldersを
2007年1月13日
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