DSDS対応で19,800円のgooのスマホ「g07」を2ヶ月使ってみた感想

Android

2016年12月29日に届いたgooのスマホ「g07」。数日間は奥さんが使いましたが、結局私が使うようになりました。そして、2日前からiPhone 5sからg07にメーンのスマホを変更し、持ち歩くのはg07と通話用のau ケータイだけにしております。iPad mini 3を使っているのでiOSデバイスはiPadでいいかとまたまた思いめぐりの堂々巡りで一巡し、AndroidスマホとiPadの組み合わせで使っています。とりあえずg07の1台でスマホはいいかもと思った背景にはg07が大きな不満点がなく、ごく普通に使えるスマホということがわかったからです。

gooのスマホ「g07」を2ヶ月弱使ってみて最初のころは、シャッター音やフォーカス音が爆音でとてもじゃないけど使えないなあと思ったり、カメラのシャッターが勝手に切れたりという不具合があったのも、割と早い段階のアップデートで、この点は解消されました。素早いアップデートでの対応も好感が持てました。

さて、2ヶ月弱使ってみた感想です。

本体の大きさはやはりでかい
iPhone 5sの4インチと比べたら明らかにでかいし、ポケットに入れたときの存在感は大きいのです。でも5インチのHTC desire 626と比べると、ほんのちょっと大きいだけなので、ポケットには収まります。ケースが手帳型ではなく、TPU製のクリアケースだから本体の大きさよりも分厚くならないのでなんとか持ち歩きできます。重量はそんなに気になりません。でもね、5.5インチはでかいです。見やすいからいいのですが、でかいです。

動作速度は問題なし
さくさくと動いてくれます。ゲームはしないので、ゲーム以外のアプリをつかった場合です。スクロールも特に引っかかる部分もないし、アプリの立ち上がりも速いです。動作速度で不満を持ったことはないですねえ。メモリが3GBのおかげでしょう。

タッチの感度は問題なし
発売当初はまっすぐに線を引くことができないくらいにタッチに関する精度が今ひとつだと言われていましたが、日常使用においてタッチの感度が悪いと感じたことはないです。Google Keepを使って手書きでメモをとっても線が大きくずれるということもないです。ただ、スタイラスを使ってKeepで手書きメモをしてみると、iPadやiPhoneに比べて粗い感じは確かにします。お絵かきをする用途には向いていないので、その場合は10点タッチの端末を購入しましょう。線もまっすぐに描けます。

液晶の質は問題なし
液晶は最初ブルーの色合いが強いかなと思ったので、設定のディスプレイからMira Visionを選ぶと細かな色合いの調整ができます。自分にあった色調に変更できるので、青みがかっていたとしても調整が簡単にできます。これは便利です。個体差だと思いますが、白地をバックにすると液晶右側がやや青っぽくなっています。気にするほどではありませんが、そう考えると価格なりと言えなくはないです。でも、通常使用では問題ありません。

アルミのボディはよし
クリアケースをつけているのでアルミの質感を楽しむことはできませんが、金属ボディのおかげで安っぽさはないです。デザインもごく普通で個性的でもなんでもないのですが、そのかわりにチープさはありません。

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細部の作りは雑な部分がある
SIMスロットのトレイの作りは雑です。カタカタします。カメラのフラッシュの部分がちょっとだけ凸凹していてフラットではないです。このあたりにコスト面の違いが出てくるんですよね。ぱっと見は洗練されていてそつがない作りに見えますが、よーくみるとコストが押さえられているんだなあという部分があります。それは仕方がありません。この価格ですもの。逆にいうと、この価格でよくもここまで仕上げて来たなと感心します。価格を考慮して見ないといけません。iPhone等のハイスペックマシンの三分の一ほどの価格なのですから。

バッテリーの減りは早い
バッテリーは正直もうちょっともつかなあと思っていましたが、HTC desire 626と同じくらいのもちです。1日もたないことはないですが、Chromeを使っていると結構減ります。私はそんなにヘビーに使っていないので、朝100%まで充電しておけば1日の終りにも60%くらいは残量がありますからいいのですが、ヘビーに使うのであればモバイルバッテリーはいるでしょうねえ。

スピーカーの音量が小さい
スピーカーの音量は設定からブーストをかけることもできますが、増量しても音量が小さいと思います。音も決していいとはいえないので、この点は期待してはいけません。Podcastを聴くのに、iPhoneでは音量のスライダーを半分くらいの位置にしておけばいいのですが、g07では80%くらいのところまで動かさないと同じ音量になりません。ここはもう少し音量が出ればいいなあと思います。

Wi-Fiの感度は低い
Wi-Fiのつかみは他のスマートフォンとくらべて悪いです。iPhone、HTC desire 626、MADOSMAとくらべても掴みません。docomoの電波は同じくらいだと思いますが、Wi-Fiの電波のつかみは弱いと言わざるをえません。

カメラはいまいち
カメラの性能は価格なりです。この部分はHTC desire 626の方がきれいに撮れます。iPhoneとは比べ物になりません。メモ用途やSNSにアップする用途では問題ないと思いますが、iPhoneと同じようにと言うのは無理な話です。加工前提と考えておいたほうがいいでしょう。本格的なカメラ機能が欲しければ、iPhoneかAndroidのカメラ機能が重視されている機種を手に入れたほうが賢明です。

指紋認証は便利
背面で指紋認証するスタイルです。最初はカメラを触っていて、あれ解除できないと思っていたくらい高い位置に指紋認証の円形部分があります。慣れてくるとそれなりに即解除してくれますが、指の腹を真ん中あたりに置いて押すと解除してくれますが、ちょっとずれると認識してくれないこともあります。このあたりはiPhoneの方が上です。iPhoneはちょっとくらいずれていても確実に認識してくれますからね。でも、iPhoneと比べてということなので、他のAndroidスマホとくらべてどうかということはわかりません。1度認識してくれなくても、ちょっと指をずらして、もう一度押せば認識してくれるので、問題なく使っています。物理的なボタンを押さなくても背面に指をおいたらロック解除になるのは便利です。

側面の電源ボタンの位置は上部の方がよかった
側面に電源ボタンがあります。ここをg07を手に取ったときについ押してしまうんです。電源ボタンは軽く押せるのでついつい押してしまって「あー」ということになります。指紋認証でロック解除できるので、上部に電源ボタンを持ってきてもらったほうが使いやすいのにと思います。右手で持てば問題ないのですが、私は左手で持つことが多く、そうするとちょうど中指が電源ボタンのところにきていて、つい力を入れると押してしまうということになるんですよねえ。

ストレージ32GBはありがたい
HTC desire 626は16GBというストレージの容量だったので、アプリをどんどん入れるということができませんでしたが、g07は32GBなのであまりストレージの空きを気にしなくてもいいのはありがたいです。データはmicroSDカードに入れればいいので、随分と余裕ができました。

USB Type-Cは変換アダプターが必要
USB Type-Cは普及し始めている段階なので、microUSBのケーブルのほうが我が家も多いです。microUSBにはめてUSB Type-C化するアダプターを2つ購入したので、モバイルバッテリーを使うときとかはそれでしのいでいます。100均のセリアにはすでにUSB Type-Cのケーブルが売られているので、それも1本購入して予備として持っています。今後USB Type-Cはますます普及すると思いますので、より用意にケーブルは手に入るようになるでしょうね。

通知を知らせるランプがいい
通知があると液晶上部の前面スピーカー横が点滅します。このランプの光量が結構あって、通知があることがこの部分でわかります。これはiPhoneにはない機能なので通知を見逃がすということが減ります。

付属の液晶保護シートはとりあえずのもの
液晶保護シートが付属していますが、これはとりあえずのシートと考えたほうがよさそうです。傷がすぐつきます。私はそのまま付属のシートを貼って使っていますが、10箇所ほど長いのや短い傷がついています。そのうちガラスフィルムが発売されたら購入して貼ろうかと思っています。付属の液晶保護フィルムは簡易的なものとして考えておきましょう。

まとめ
5.5インチの液晶でメモリが3GB、ストレージは32GB。DSDSに対応していて、指紋認証でロック解除ができ、Android 7.0アップデート保証がついていて19,800円。ゲーム、お絵かきをしない使い方であればおすすめできる端末です。UI的にも癖がなく、素のAndroidに近いものなので大きな問題点もありません。

カメラは価格なりのものなので、カメラに非常を置くのであれば、P9 liteにしたほうがいいと思います。

もちろんDSDS端末なので、2枚のSIMをさして音声とデータを別々にするという本来想定されている使い方をしようと思っている方にとってはコストパフォーマンスが高いスマホです。ただ、SIMを2枚さした場合はmicroSDカードが使えないので、SIM2枚さして、かつmicroSDカードを使いたいという場合はMoto G4 Plusが良いと思われます。Moto G4 Plusは2枚SIMをさしてもmicroSDカードスロットが別にありますから。

自分の使用する目的を考えて、とにかく大画面で指紋認証がついていて大きな不具合がなく普通に使えて安いスマホがいいということであれば、このgooのスマホ g07は有力候補にあげられると思います。2ヶ月弱使ってみて、癖のない素直なSIMフリースマートフォンということがわかりましたし、発売当初の不具合に対するアップデートの早さ、7.0アップデート保証など、goo、Coviaの対応も好印象です。

個人的には7.0はおろか6.0にさえアップデートされない(現時点でアナウンスされていない)HTC desire 626を使い続けるよりは7.0を早く体験できそうなg07を使うことを選択しました。HTC desire 626は非常にいいスマホだと思っていますが、グローバル端末のアップデートのあと早い段階で国内の端末もアップデートするという発売当初の発表に魅力を感じて、HTC desire 626を購入したこともあり、アップデート保証は重要です。するといっていたものがされないと残念ながら次の購入につながりません。その点、g07は大々的にアップデート保証をうっているので、第一四半期中にアップデートをお願いしたいところです。

と長々と書きましたが、このスペックのものが19,800円で手に入るのならば、g07で十分ではないかということです。ハイスペックでなくていい、iPhoneでなくていい、手頃な価格でDSDSに対応していて、それなりに動いて、7.0になるスマホでいいという条件であればgooのスマホ g07はいい選択だと思います。

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